インフォメーションニュース

「かんたん解説!! 1時間でわかる 水力・波力発電入門 Kindle版」を出版いたしました

川や海をぼーっと眺めていると「ゆったり」とした気持ちになれます。眺める分には穏やかな流れに見えますが、実は大きなエネルギーを生み出しています。例えば、川や海の中に自分の足を踏み入れてみると。しっかりと両足で立っていたつもりが、川の水の流れや押し寄せる波によって、大人でさえ油断すると倒れそうになります。
自然が生み出すこの強い力を活用して発電するのが「水力発電」「波力発電」です。河川がたくさんあり、海に囲まれ水資源が豊富な日本では、昔から活用されてきた発電方法でもあります。そんな「水力・波力発電」についての基礎知識と最新情報を、皆さんにもっと知っていただきたいという思いからこの書籍を制作しました。
「1時間でわかる」シリーズは、できる限り専門用語を避け、読みやすい文章で解説することを心がけています。その理由は、これまで環境やエネルギーの分野に馴染みがなかった方にも最後まで読んでいただくためです。
本書では、1章と2章で「水力発電」について、3章と4章で「波力発電」について解説。5章で「世界の水力・波力発電」「水力・波力発電の将来展望」について紹介・解説しています。
皆さんが興味のある章から読み進めることができますので、ぜひ、本書をきっかけに水力・波力発電ビジネスに興味を持っていただけると幸いです。
 

「かんたん解説!! 1時間でわかる 水力・波力発電入門 Kindle版」

https://amzn.to/2Fph3Jb

 

水力・波力

<目次>


第1章 「水力発電」の基礎知識
■水力発電の歴史①/水力発電普及に弾みをつけたのはあの天才発明家だった!?
■水力発電の歴史②/日本初の本格的な水力発電所は京都にできた?
■水力発電のしくみ/自然の力を無駄なく使う工夫
■水力発電のタイプ/水の流し方で異なる発電のしくみ
■ダムの種類/日本のダムの約90%は〇〇ダム?
■水車の種類/こんなにある! 水車の様々なタイプ
■水力発電の特徴/ダムや貯水池は〝巨大な蓄電池〟?
■水力発電のメリットとデメリット/電力需要に応じた安定的発電が特長

 

第2章 日本の「水力発電」の現状と取り組み
■包蔵水力/水力エネルギー量№1はどの川?
■出力の大きい水力発電所トップ10/大規模な水力発電所はどこにある?
■中小水力発電/地域活性化にも貢献する地産地消型エネルギー
■都道府県別「小水力」の割合/地域によって再エネ利用状況は様々 
■日本の水力発電の現在と未来/2030年に水力発電はどうなっているのか? 
■FITと水力発電/FIT認定が増加する中小水力発電

 

第3章 「波力発電」の基礎知識
■波力発電の歴史/〝波力発電の父〟は日本人だった!?
■波力発電のしくみと種類/3つのタイプに分かれる発電システム
■波力発電の特徴/安定した発電の反面「コスト高」が今後の課題
■波力発電のメリットとデメリット/安定的だが安全性に課題?
■世界の波力エネルギーの分布/日本の周辺海域にも未知のポテンシャルあり?

 

第4章 日本の「波力発電」の現状と取り組み
■波力発電の現状とこれから/まだ商用化されていない海洋エネルギー
■波力発電への取り組み①/新たなシステム「リニア式波力発電」とは?
■波力発電への取り組み②/沿岸固定式のシステムで送電コスト低減? 
■波力発電への取り組み③/日本初! 神津島沖の機械式波力発電装置
■波力発電の問題と課題/実用化と事業化に向けたプロセスとは?
■波力発電の可能性/波力発電は「離島での展開」がカギ?

 

第5章 世界の「水力・波力発電」の現状と将来展望
■海外の水力発電の現状/水力発電比率トップはカナダ。設備容量世界No1は中国
 ●欧米各国の現状/カナダの驚くべき〝水力発電比率〟の数字
 ●アメリカの現状/アメリカは水力発電を拡大していく!?
 ●中国の現状/新規発電設備容量で世界シェア50%を占める中国
■海外の波力発電の現状/イギリスが先導。アメリカも実証実験を推進中
 ●欧州の現状/多数のベンチャー企業が参入する欧州市場
 ●アメリカの現状/ハワイ沖でも実証実験。海洋エネルギーの技術開発を推進
 ●中国の現状/太陽光、風力では世界トップの中国。果たして海洋エネルギーは?
■世界の波力発電の技術開発/欧米に遅れをとる日本の技術開発と実用化